里帰り03’

1年半ぶりに2度目の里帰りをしました。
今回はイラク攻撃を控えて、旦那が出兵していて家を長く留守に出来ないし、仕事も あるので3週間の滞在となった。
ちょうどくみタンのベビーシッターをしてくれてる友人も、同じ頃日本に帰るので、 彼女にとっては初めての子連れ旅で、何かと不安だと言うし、行きだけ一緒に行くことになったのだ。

出発はJACKSONVILLEから車で2時間ちょっとのRLEIGHの国際空港で、TXのダラスで成田行きに乗り換え、成田からは千歳への直行便で北海道まで行くコースだ。
前日から興奮してほとんど一睡も出来ないまま、朝3時に自宅を出発。雨の降りしきる中、自力でドライブして空港へ向かった。
何せ初めて行く町なので、道に迷わないか心配だったけど、入念な下調べのおかげで、予定通り約2時間で無事に空港に着き一番安いデイリーパーキングに車を止め、空港内シャトルバスに乗って、ターミナルに移動。
くみタンは朝早くに起こされたにもかかわらず、バスの中でも愛想を振りまくほど機嫌が良いじゃない。

チェックインを済ませ(今は預ける荷物もX線検査があります)待っていると、友達家族が大荷物を持ってやってきた。
荷物が多いせいか(彼女は半年日本に帰る)、検査ではカバンを開けて中まで調べられて、時間がかかってしまった。
その上友達は金属探知機にもひっかかり靴まで脱いで調べられ、見送りの旦那はゲート内に入れてもらえなくて(普通は見送りも中に入れる)もめたり、散々だ。(結局中に入れたけど)追い討ちをかけるように飛行機が遅れてる。
40分遅れで飛行機に乗り込んだはいいが、それから飛び立つまで機内で約4時間待たされ、さらに4時間近くのフライト。
機内は満席で、私の席なんか、3席の窓側、ひざの上にくみタン、隣は同じく赤子連れのメキシカン夫婦。せまっ!
しかし、そんな中でもくみタンは暴れもせず、それは良い子にしていたのでした。
飛行機の遅れの理由は、羽の氷を溶かす機械が壊れて、1台しかなくてその順番待ちの為だった。

ダラス空港に着き、完璧に乗り継ぎに間に合わなくなったので、チェックインカウンターで航空会社の指示をもらう。友達はパニック気味なので、トラブル慣れした私が手続きをしたよ。
この日はダラスで1泊して、次の日の便で成田へ行く ことになった。もちろん航空会社がホテルや食事を用意してくれて、モーテルではない 立派なホテルで、食べきれないほどのディナーをいただき、ゆっくり眠った。
荷物は飛行機に預けっぱなしだったので、着替えがなかったから、パンツとかは洗ったさ。

実は私時差を一時間間違っていて、朝早く起きて余裕でまったりしてたら、友達に 旦那から電話が来て、時間を間違ってることが発覚。あわてて朝食を取りに行ったのだ。
次の日は予定通り成田へ向かって出発。座席は空いていたので、窓側2席を使わせて もらえた。くみタンは今日もご機嫌で、スッチーに気に入られ、お菓子をもらったり キャビンでで遊んでもらったり、しまいには「連れて帰りたい」まで言われるほどだったのよ。やっぱり、子供は愛嬌ね。
そして長い長い13時間のフライトを終え、午後2時半成田に到着。

くみタンがアメリカ人なので、外人用の入国審査に並んだのだけど、激混み!
30分ほどかかって入国審査を終え、荷物を受け取り、税関を通過。ゲートを出て、ここで 友達とはお別れ。国内線へ乗り継ぎのために、第2ターミナルへ移動のバスへ乗る。
重い荷物を何とか乗せ込んだ所で、杖を突いたおばあさんがこれまた重い荷物を持ってやってきた。サラリーマン風のおっさん達がいたけど、手伝いもしないので 私はくみタンを座らせて、おばあさんのお手伝いをして、隣合わせに席に着いた。
おばあさんはニューヨークで暮らしていて、急用で日本に帰ってきたのだそうだ。
その後に乗ってきた外人の男の人達が、がんがん荷物の積み込みを手伝ってるのを見 て「日本の男はだめだね〜」とおっさんに聞こえるように言ってやった。おばあさんも、 「本当ね〜」と苦笑い。降りる時は外人の人が手伝ってくれました。
チェックインを済ませ、国内線ゲートに着いたらどっと疲れが出て、実家に電話をするのを忘れてしまった。
あたしゃ知らなかったんだけど、 この日、日本は管制PCのダウンで大変なことになっていたらしい。
でも、私たちの飛行機は予定通り飛んで、午後8時やっと北海道に着いたのだが、お迎えの家族がいない!
姉の携帯に電話したら、多分ダイヤの乱れで、私が到着していないと思って、迎えに来ていないって言うじゃない(涙)幸い弟がちょっと前に自宅を出て、空港へ向かっているらしいので、ショックに打ちひしがれながらも、待つことに。
ちょうど成田で知り合った駐在帰りの ファミリーの奥さんも、お迎えのトラブルでベンチで座っていたので、話をしたりしていたら、30分ほどで弟がやってきた。あの時は弟から後光差してたよ〜。
実家では、母さんが雪の中外に出て待っていた。前の時はまだ赤子だったくみタンも すっかり大きくなって、皆びっくり。とにかく2日間かかって、やっと実家に到着したのでした。

★温泉旅行
家族や親戚とカルルス温泉に一泊温泉旅行に行きました。
湯治場温泉のような所なので、風呂に入るしかやることは無かったけど、温泉に ゆっくりつかってのんびりしてきました。
子供達は露天風呂での雪遊びでおおはしゃぎ。くみタンも裸で雪遊びできるのが 気に入って、他の温泉に行っても露天風呂ばかり入ってたよ。
泊まった部屋が、大部屋で2部屋の上に、気を利かせたつもりか?仕切りが取られて いて、いびき大魔神が数名いたり、快適ではなかった。

   
カラオケ初挑戦 

    ★雪遊び
滞在中北海道は毎日雪雪雪!
くみタンも、家のすぐ横の公園で、ソリ遊びを楽しんだよ。


    イェーイ!    みのちゃんとヒデおじちゃん

★くみタンは外人?
くみタンが日本語がわからないと思われて、近所のケースケ君とかお姉ちゃん
の娘なんか、最初遊んでくれなかったもね(笑)
ヤクルトおばさんには「あら〜っ、パーマかけたの?」ってびっくりされたよ。
そんなわけ無いだろうってね(爆)


近所のケースケ君

★帰国
3週間はあっという間で、いよいよ帰国。寂しくて前日こっそり泣いてたじいちゃんは、仕事で見送りに来れないので、ば〜ちゃんとお姉ちゃんが空港までみおくりに来てくれた。
「またお金ためたら来るね〜」と言い残し、またしばらくお別れ。
帰りは何のトラブルも無く、予定通りに帰って来れた。
心配だったダラスでの乗り換えも、荷物をピックアップして、入国審査もアメリカ人 用はがら空きだったのですぐに終わって、イミグレを出たらすぐに乗り換え用の荷物預けの場所があり、重い荷物を持って移動することがなかったので良かった。
でも、ラーリーの空港に着いて家までのドライブは、さすがに寂しいものがあったよ。


ばーちゃんとリエおばちゃんがお見送り

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