出産 くみタン編

くみタンが生まれたのは、出産予定日より2週間も早い4月29日。その前の日
私は大量に買い物をし、重い荷物を運んだりしたせいか、お腹がやけに張っ
ていた。その晩2時頃トイレに行くとおしるしが...そのとたん強烈な腹痛が始
まった。「もしや陣痛?」と思い旦那を起こすが「ウンチだよ〜」と流されたうえに、ベットでうなっていると「(うるさいので)カウチニ行けば?」とベットを追い出された(怒)
カウチで横になり、陣痛間隔をはかる事数時間。。。午前5時半、陣痛間隔も3分置きになり、旦那を叩き起こし病院へ電話させた。ところが、こいつゲームを初めて、なかなか病院に行こうとしなくて、怒りの鉄拳を飛ばすオレ。

オークハーバーのクリニックは3室デリバリールームがあるのだが、この日は3室ともすでに満室だったので、受付横の仮設ベットで、お腹に『分娩監視装置』(陣痛の具合をモニターできる)を付けられ待たされる事に。
そのうち、一室空いたのでデリバリールームに移動。部屋にはバスルームや赤ちゃんの処置台、リクライニングのソファーがあって、旦那はそこへ座るなり居眠りしてしまった。しかしナースに「旦那さん!マッサージとかしてあげなさい。」としかられてた。
陣痛も後半になると、やたら便意を催すのだ。
生むときにちびっちゃヤバイと思ってトイレに行きたかったけど、「それはウンチじゃなくて赤ちゃんよ」と言われて 我慢させられた。

その後一番広い部屋が空いたので、また移動。監視装置のグラフはもうメーターブッチ状態でかなり限界になった頃、麻酔医が麻酔をうちに来た(遅い!)。
麻酔は脊髄麻酔で、背中に打つのだが、陣痛の痛さで針が刺さったのも判らない位で、効き目は陣痛が生理痛くらいになるのだ。
麻酔がきいてからすぐに、いよいよ分娩だ。

立会い出産だから、旦那にもちょっぴりお手伝いしてもらっていきむ事数回。もう 頭が出てきた。
ベットが分娩台に早変わりして、ドクターが来て、最後の踏ん張りだ!
そして、ポ〜ンと赤ちゃんが出てきた。5lb12oz18in(約2600g45cm)の元気な女の子。
初めて見る我が子に、感動しているその横で、夫は血を見て気分が悪かったらしい。

とにかく、初めての出産がアメリカで不安だったけど、何とかなるものですね。旦那はあまり役に立たなかったけど。。。

   

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